エンジニアYの家造り日記〜開成コーポレーション〜

開成コーポレーションでマイホームを建てるまで

建物工事編①「土台敷き」(上棟 3日前)

2015年10月20日 土台敷き

碁盤目状の大引きが…

本日から、大工さんが建物工事に着手する様だ。会社帰りに現場に寄ってみると、碁盤目状に土台の木材が組まれていた。丁寧に仕事して下さる大工さんだ。

f:id:yufit:20151020171439j:plain

開成コーポレーションの土台の特徴

開成コーポレーションの決め手の一つは、基礎および土台がしっかりしている事だ。開成コーポレーションの土台および床の工法の特徴は…

  1. 檜4寸角芯もち材の土台*1
  2. 基礎パッキン工法による基礎換気*2

  3. 910mmピッチ大引き*3+構造用合板28mmによる剛床工法(1F, 2F床ともに)

  4. 大引きを支える鋼製束

f:id:yufit:20151020171742j:plain

土台に近寄って見ると、檜のいい香りがした(気がする)。端面を見ると、確かに4寸角の檜芯もち材だった。端面には数字が書かれているが、この数字を頼りにどの木材をどこに配置するかを判断しているのだ(と思う)。

*1:基礎天面に設置される木材。シロアリ被害を受けやすく樹種選びも大切だ。檜芯もち材はシロアリに強いとされる。もちろん、薬剤による防蟻処理も後で行う。

*2:現在では多くのHMがこの工法を採用している。

*3:910mmピッチではなく、もっと密に組まれている部分もある様にみえる。

基礎工事編⑤「型枠外し、外部水道先行配管」

2015年10月10日 基礎立上り部の型枠外れ、土間コン用の砂利敷詰め

このブログ記事は過去に遡って書いています。

 アンカー類の傾きが…

今日は土曜日で、妻と同伴で建築現場を訪れた。立上り生コン打設から数日後経っていたので、既に型枠が外されていた。 砂利が敷き詰められいる部分は、玄関やシューズクロークの土間になる部分だ。これから土間コンクリートを打つ。最終的には(建物が出来てから)タイル仕上げになる部分だ。

f:id:yufit:20151010094400j:plain

ここで少し気になった事があった。上記写真の赤枠内に示したアンカーボルトが僅かにだが傾いている様だ。

玄関ポーチの向かって右部分

f:id:yufit:20151024124136p:plain

玄関ポーチの向かって左部分

f:id:yufit:20151024124229p:plain

他にも幾つか、ホールダウンアンカーやアンカーボルトが少しだけ傾いている所があった。

開成コーポレーションの施工方針

アンカー類の垂直度合の基準が分からないので、素人の私には判断しようがないが、少しだけ心配になったので、後日、現場監督に相談してみた。

監督曰く、「アンカー類の垂直さは、土台木材の固定の前に調整しますのでご安心を。」との事だった。 アンカー類の固定方法は、以下の2種類に大別できる。

  1. 田植え方式*1
  2. 配筋結束方式

開成コーポレーションは後者(2番)の方式を採用している。配筋に結束する関係上、少々の傾きは出てしまうが、引抜強度は問題ないそうだ。 確かに開成コーポレーションの社内検査は数時間に渡り入念に行われている。 素人だと施工の善し悪しの判別が難しく不安が先行してしまうが、丁寧に説明頂けるのは施主として有り難い。

ところで、開成コーポレーションの施工検査は以下の2種類から選べる

  1. 社内検査のみ
  2. 社内検査 + 第3者機関JIO検査*2

2015年10月12日 土間コンクリート打設、内部水道先行配管

今日は祝日なので、この前に引き続き、妻と一緒に現場を訪れた。 土間コンクリートが打たれており、基礎内側には水道配管も設置されていた。基礎工事は一通り完了した様だ。

監督の言っていた通り、基礎の最終仕上げでアンカー類の垂直調整が行われていた。全てのアンカーが綺麗に整列している。

f:id:yufit:20151012143234j:plain

基礎内の水回り付近には上水配管(赤=湯, 青=水)と下水配管(灰色パイプ)が至る所に設置されていた。

f:id:yufit:20151014101429j:plain

ちなみに開成コーポレーションの給水・給湯配管はヘッダ方式*3だ。 以下の写真はエコキュートからの給湯配管の引込み部の写真だ。 f:id:yufit:20151014101332j:plain

この後は数日間、基礎コンクリートを養生する。その後は、いよいよ建物の土台を組んでいく! 上棟がだんだんと迫ってきました!

基礎工事編 (完)

*1:生コン打設後に固まる前にアンカー類を突っ込む方式。施工が楽で見た目も綺麗に並べ易いらしい。強度上の施工ばらつきが出やすく、現在では多くのHMで推奨されていない。

*2:私は更に第3者機関のJIO検査を頼んだが検査時間は10数分だった。開成コーポレーションの基礎にJIO検査は不要だったかもしれない。

*3:配管を途中で分岐させることなくヘッダーからそれぞれの器具へ直接配管する方式

最終図面・見積りの承認

2015年10月17日 最終図面・見積り承認

本日、図面、見積り金額の最終確認のために展示場に伺った。事前に見積書に目を通していたため、スムーズに打合せが進んだ。

この日は見積り金額訂正後の契約書や最終図面一式を貰った。 書類と一緒に、開成コーポレーションの書類ケースを貰った。書類は今後ずっと大切に保管したい。 f:id:yufit:20151017210939j:plain

かれこれ10カ月間ほど、展示場や支店でお打合せさせて頂いたが、これで展示場に足を運ぶ事がないと思うと少し寂しい感じだ。 これからは建築現場がメインになると思う。

もうすぐ上棟ですが、別件で忙しくなりそうだ。 上棟をぜひ見たいですが、果たして…!?

基礎工事編④「生コン打設」

2015年10月3日 ベース生コン打設

今日は土曜日で仕事が休みだったので、妻と二人で現場見学に行った。飲み物の差し入れを持って行った。

現場では二人の職人さんが作業をされていて、丁寧にヘラでコンクリートの表面をならしていた。あまり長居すると作業の邪魔になると思い、20〜30分ほど見学させてもらった。

f:id:yufit:20131213220518j:plain

基礎工事は天候を見ながら行うが、数週間前までは連日の雨で心配していたが、ここ最近、天候が安定しておりスケジュール通り作業が進んでいる様だ。

近寄って撮影した写真がこちら。

f:id:yufit:20131213221210j:plain

コンクリートが固まらない内に雨が降らない事を祈りつつ、現場を後にした。

2015年10月4日 ベースコンクリート硬化の様子

次の日に、ベースコンクリートの様子を見に現場に行った。表面は硬化して色がすっかり変わっていた。ネコ等の動物に侵入される事も無かったようだ。

f:id:yufit:20151004102016j:plain

2015年10月5日 立上り生コン打設

後日、現場に行ってみると、立上りの型枠が設置されており、生コン打設も済んでいた。ベタ基礎内側の型枠の配置を見ると、部屋の間取りを実物大で見えるのが嬉しい。ただし、実際の壁厚(120mm)より、基礎幅(180mm)の方が太いために部屋が狭く見える。後日その話を現場監督に話すと、「建物が組み上がると、もっと広さを感じますよ」との事だった。上棟日が待ち遠しい!

f:id:yufit:20151005171558j:plain

開成コーポレーションの基礎の特徴の一つであるコーナーハンチ。玄関ポーチを除く、基礎コーナー部に配置されている。写真には、アンカーボルト(短いボルト)とホールダウンアンカー(長いボルト)が設置されている。

f:id:yufit:20131219070453j:plain

延べ床面積35坪弱の建物に対して、ボルト類は十分に入ってる様だ。

  • ホールダウンアンカー:12本
  • アンカーボルト:少なくとも60本以上(全数を数えてない)

基礎工事編③「基礎配筋組み」

2015年9月30日 鉄筋納入

本日も、仕事帰りに現場に立ち寄って見た。最近、早朝出勤のため、明るい時間帯に現場が見れて嬉しい。 工程表では、「鉄筋納入」と書かれていた。

いつもの視点から写真を一枚。昨日からの変化点は基礎外周部に配筋が入ったのと、ベタ基礎底面用の型枠が配置された事。

f:id:yufit:20150930172006j:plain

外周部に組まれた配筋を近寄って見ると、こんな感じ。

f:id:yufit:20131211063535j:plain

2015年10月1日 鉄筋組み

最近は、仕事帰りに建築現場に立ち寄るのが日課になってしまった。スラブ配筋が碁盤の目状に配置されていた。 基礎内側の立上り部に沿った部位にも配筋が組まれている。開成コーポレーション自慢の基礎配筋を見れて光栄だ。

f:id:yufit:20131213064423j:plain

生コン打設の前に、水道配管のパイプ*1を埋め込んで置く様だ。 立上りの縦筋および底面のスラブ配筋は仕様通りの150mmピッチで組まれていた。スラブ配筋はD13で、主筋はD16だと思う。

f:id:yufit:20151003064453j:plain

 

*1:後日分かった事だが、基礎コンクリート打設後に、屋内給排水管(ホース状)をこの中空パイプに通す。

基礎工事編②「捨てコン打設」

2015年9月29日 ベタ基礎 捨てコン打設

捨てコンとは?

昨日、地盤改良工事が終わり、いよいよベタ基礎の工事が始まった。工程表には「基礎工事着工 〜ステコン」と書かれていた。 「捨てコン」という言葉が聞きなれてなかったので、ネット検索してみた。

kotobank.jp

現場の様子

本日も、会社帰りに現場に立ち寄って見た。木枠に囲われた範囲に捨てコンクリートが打設されており、防蟻・防湿シートで覆われていた。 担当の基礎屋さんは、現場監督との仕事の付合いが長いらしく、安心感がありそうだ。

本日の様子がこんな感じ。

f:id:yufit:20150929172437j:plain

毎日、大きな変化があるので、現場見学はとても楽しい。

基礎工事編①「地盤改良工事」

2015年9月28日 地盤改良工事

いよいよ工事着工!

今日は工事工程表に書いてあった着工日だ。朝一に現監督から「これから着工します」との一報があった。本日から地盤改良工事を行うのだそうだ。

地盤改良後の様子

仕事のため工事立会いはできなかったが、仕事帰りに現場に立ち寄って見た。

現場の様子は、地鎮祭の頃とは大きく様変わりしていた。 まず、仮設トイレが現場に配置されていた。いよいよ工事スタートの実感が湧いてきた。

f:id:yufit:20150928174720j:plain

仕事帰りに立ち寄った時は、地盤改良業者さんは撤収しており、工事の様子を聞く事はできなかった。地面の様子は変わったものの、ソイルセメント杭を目視する事ができなかった。

f:id:yufit:20150928174652j:plain

数十本のソイルセメント杭が規則的に並ぶ様子を想像していたので、少しだけ残念だった。後日、現場監督さんに確認すると、「地盤改良業者からの施工報告書を引渡しの時にお渡しするので、写真は見れますよ」との事だったので安心した。補足すると、セメントは温度変化がない環境で養生した方が良いため、土を被せているとの事だった。