詳細打合せ編②「設計士打合せ」
このブログ記事は過去に遡って書いています。
2015年7月末 初の設計士打合せ
打合せ前の第一印象
この日は仕事から帰宅後に開成コーポレーションの支店で営業さん、設計士さんと私達夫婦の4人で打合せを行った。今までは展示場の打合せだったが、初めての支店で少し緊張していた…。
担当して頂いた設計士さんは、その支店のトップの方で1級建築士でした。私は会社でエンジニアとして電気回路設計CADに携わっている。分野は違えど、CADを扱う設計者として、どこか親近感を覚えた。*1
設計図書の見方の説明
今回から、大きな図面を見ながらの打合せだ。設計図書を一つ一つ丁寧に説明してもらった。
1. 仕上げ表: 工事概要や建物の主な仕様
(コーディネータ打合せ前なので空欄あり)
2. 設備仕様書: ショールームで選んだ内装設備名
3. 平面図: 間取り図に加え、窓・サッシの形状や種類が明記
4. 立面図: 建物の外観図
(後で知ったが、玄関ドア等のデザインも忠実に再現されている)
5. 展開図: 内装をイメージするための図面
(他のハウスメーカでは3Dモデルをパソコンでクルクル廻しながら説明していたのが少しだけ羨ましい…)
6. 設備図: 照明や電気配線の図面
(まだ着工打合せ前なので仮プランが書かれている)
7. 壁量計算表
設計図面の細かな修正
設計図面の説明を済ませると、間取り図の修正点に関する話題になった。細かな要望を伝えると、その場で修正テープと赤ペンでサクサク調整していくのは見事だ。その中で、耐力壁の確保のため変更が難しい場所については、代替プランを提案して頂けた。
家具の配置や搬入経路の確認
間取りの変更が一段落すると、新居に持込み予定の家具(ベッド、チェスト等)の寸法確認をしてもらった。将来的なリスクを事前に指摘してもらえるのは助かる。
構造(壁量計算表)に関する説明
個人的にこの部分も興味があり、非常に面白かった。
壁量は建築基準法の1.5倍(≒耐震等級3 ( *2 ) ) の水準にするのが開成コーポレーションの方針なのだそうだ。地震保険の割引を受けるには、耐震3等級の認定を受ける必要があるが、申請費用(40万円以上)と割引効果を比較して敢えて申請は行わない事にした。
筋交い+構造用パネルで耐震強度が確保されているのに加え、耐力壁のバランスを表す偏心率も0.11 ( *3 )と良好な値を示す設計となっていた。