エンジニアYの家造り日記〜開成コーポレーション〜

開成コーポレーションでマイホームを建てるまで

建物工事編⑤「構造用パネル貼り」(上棟15〜16日目)

2015年11月6日〜7日 ノダ・ハイベストウッド施工

開成コーポレーション標準の構造用パネルとは

開成コーポレーションの耐震構造は「構造用パネル+筋交い」によるモノコック構造だ。 構造用パネルにはMDF系のノダ・ハイベストウッド(9mm厚)を施工する。

ノダ・ハイベストウッドの特徴を抜粋すると…

  1. 壁倍率は2.5倍 or 4倍 *1

  2. 透湿抵抗2.0[m2hmmHg/g]と従来の構造用合板の1/5 *2

他メーカで採用される構造用パネルとしては、ダイライトモイスが有名だ。

実際の施工例

電気配線立会いの前日に現場に訪れると、既に構造用パネルの施工がが6割ほど終わっていた。 これで突発的な地震が起きても安心だろう。

実際の施工風景はこちら。

①家の全体 f:id:yufit:20151107122235j:plain

②屋根付近の施工の様子 f:id:yufit:20151107123005j:plain

③玄関付近の施工の様子 f:id:yufit:20151107122741j:plain

釘ピッチと壁倍率について

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  • ノダ・ハイベストウッドの釘ピッチは柱の継手部分では100mmとされるが、  緑色の破線の間隔がが釘ピッチの目安になっている。

  • 今回の施工では壁倍率2.5倍の工法(N50/CN50)を採用した。  当初、壁倍率が高いほど良いと思い込んでいたが、設計士Oさんとの打合せで、  強度のバランスを考えると、一概に壁倍率が高い事が良い事ではないと感じたからだ。

ノダ・標準施工方法はこちら。 f:id:yufit:20151113022300p:plain

引用元:

http://www.noda-co.jp/pdf/products/kouzouyou_haibesuto.pdf

*1:木造軸組工法の場合、釘の種類で壁倍率決まる

*2:透湿抵抗が低いほど壁体内結露しにくい