エンジニアYの家造り日記〜開成コーポレーション〜

開成コーポレーションでマイホームを建てるまで

建物工事編②「上棟」(上棟当日)

2015年10月23日 上棟

天候に恵まれ、予定通りに上棟当日を迎えた。別件で市役所の手続き等があり、ゆっくりとは見学できなかったが、上棟日の最初と最後の様子を少しだけ見学する事ができた。

8:45頃の現場の様子

上棟日は朝の8:00から作業が始まったそうだ。私が現場に着いたのは8:45頃。 既に1Fの柱がほぼ全て建てられていた。噂には聞いていたが、作業の進捗はハイペースだ。 この日は、棟梁さんや、その仲間の大工さん、基礎屋さん、現場監督さんが結集して一斉に建物の骨組みを作り上げていく。

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クレーン車から次々と梁の木材が大工さんの元に運ばれている。自分の身長より大きい木材を慣れた手つきで扱っていたのが印象的だ。

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隅を支える通し柱

ところで開成コーポレーションでは、4寸の通し柱を建物の隅に設置する。我が家の間取りでは4隅の内、3本が通し柱になっている。通し柱と梁の接続部は金物工法*1になっている。金物とは下の写真の様な物だ。プレカットで木材に細いスリットを作成し、そこに金物を噛ませて、ドリフトピンで固定する。

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順調な進捗具合にホッとし、一旦現場を立ち去った。

16:45頃の現場の様子

用事が済んだ後に再び現場に戻ってみると、屋根が一部未完成だったが、ほぼ上棟が完了していた。昔、2×4工法を売りにしているハウスメーカが「我が社の建築は早いですよ!建物の骨格は1日で建ちますからね!」と言っていたのが懐かしい。木造軸組み工法もアッという間に建物の骨格ができてしまうのか。

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おまけ

現場監督さんから祝儀のお酒を頂いた。数カ月間はお酒に困らなそうだ! f:id:yufit:20151023161205j:plain

*1:従来のホゾを用いた通し柱と梁の接続工法だと、柱の断面欠損が大きく強度が弱いと言われている。